ウィークリー・メッセージ 20185

 

B年 年間第4主日 人間と教会のけいれん

 

丸亀教会担当司祭  パスクアル・サオリン・カマチョ   

礼を受ける人はキリストの使命に加わって、キリストと共に祭司職、預言職と王職を果たす人になります。

預言者は自分のことば、意見、考えなどを伝えるためではなく、神のことばを伝える使者として選ばれています。

ですから、人々が神のことばを喜んで受けても、また退けるとしても、預言者には神のことばを伝える使命があります。

 現代の人々は神のことばを避けようとしているように見えます。神のことばは心の底まで入って、悪い考えと悪い傾きを明らかにするからです。

この悪い考えと悪い傾きを追い出すことはとても難しいことです。私たちの人生から簡単に出て行きたくないからです。そのために、成熟のためには大きな障害になると思います。成長と成熟をめざす人は不安を感じながらもその葛藤に挑戦します。この不安の中に埋没してしまえば、悪霊に取りつかれた人のように、けいれん(痙攣)を起こしてしまいます。しかし、このけいれんは悪の最後の叫びであると思います。

 今、私たちの人生だけではなく、私たちの教会の中でも不安とけいれんがあると思いませんか? 神の言葉が私たちを照らす時、私たちの中にある「悪霊」が明らかにされます。ここでいう「悪霊」は私たちの 疲れ、悲しみ、分裂、悲観主義、つまづきなどを意味します。

現代の教会にも大変なけいれんがあると思いますが、預言者の言葉をよく聞けば、教会の解放の始めでもあると思います。私たちの心の中でも、共同体の中でもそのけいれんがあれば、恐れないで、ただ信じ続けて下さい。

けいれんは私の中から悪魔が逃げ出すしるしだと思います。イエス様の癒しが教会に来る時、悪霊は逃げます。しかし、悪霊は簡単には逃げないで、出ていく前に、うるさい色々の叫びとけいれんを起こして行きます。

けいれんの時は本当に心配の中でありますが、落ち着いて引き受けましょう。そのけいれんはイエス様の癒しの一つのしるしだからです。

パスクアル神父


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