新型コロナウイルス対策について

2023年3月8日
カトリック高松司教区の皆さま

教区管理者 イスマエル ゴンザレス 神父
事務局長 小山 一 助祭

†主の平安
 新型コロナウイルス流行については終焉の見通せない状況が続きますが、罹患後の重篤化の危険性は軽減されておリ、政府も新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ5類に移行させる方針です。これまで教区は、地域の行政の呼びかけに全面的に協力してきましたが、教会活動の自粛によるマイナス面は見過ごすことができなくなっています。皆さま方からも教区の方針について問合せがあり、政府の方針などを考慮した「教区としての指針」を以下に示します。

 基本的に教区としては、この復活祭からは守るべき基本的感染対策は厳守した上で教会活動についてコロナ流行以前の状態に、できるところから回復させてゆきたいと考えています。各小教区で実情は異なりますので、実際の対応については、最終的には主任司祭が小教区評議会の意見を踏まえて決めて下さい。なお、このウイルスの最大の感染ルートは呼吸器からの飛沫であリ、厚生労働省の専門家会合では、最新の感染対策として(1)体調不安や症状がある時は自宅で療養するか医療機関を受診すること、(2)その場に応じたマスクの着用やせきエチケットの実施、(3)3密を避けることと換気、(4)手洗い、(5)適度な運動と食事を「5つの基本」として勧めています。
 教区としては、聖週間の典礼からこれまでのコロナ対策を緩和しますが、コロナは終息したわけではなく教会には高齢者も多いので、発熱や体調不良がある場合等は教会に来るのを控えてください。また、感染状況の悪化や国や自治体から新たな要請が出た場合には、それに従った対策をとるようにして下さい。
  1. 教会には高齢者や医療関係者等も多く、聖堂内では基本的にマスク着用でお願いします。手指消毒については、聖堂に入る時に一度アルコールなどで消毒すれば充分で聖体拝領時の再消毒は不要です。むしろ、十分な換気をお願いします。
  2. ミサでの司式者と全信徒の交唱や歌も可能です。ただ、特に全員で歌う場合には換気状況や混み具合(密)に配慮した上で、臨機応変に対策を工夫してください。
  3. ミサへの参加人数制限はありませんが、通常の状態を超えるような密は避けて下さい。換気が難しかったリ、思いがけなく人が多く集まった場合などには、小声で歌うとか全員で歌うことを避けるなどの対策をお願いします。
  4. 勉強会や食事会などの教会活動もできるだけ再開して下さい。しかし、病人、高齢者訪問については、病院、施設、家族の了解を得てから行ってください。

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