2010.12.4~12.7 |
12月4日(土) 丸亀教会で西讃地区4教会の黙想指導。「神の義を求める人は幸い」について話す。熱心に聞いて下さる。高山右近のTVを多くの人が見てくれていたので、話しやすかった。本当に義を求める人は、正義をふりかざして人を断罪しないものだ。 |
12月5日(日) 「坂の上の雲」の第二部が始まった。龍馬伝、坂の上の雲と幕末、明治の青春の群像が伝わってくる。国づくりに奔走した人達だ。明日の日本にかけた人間は生き生きとしている。いつの間に日本はしぼんだ国になってしまったのか。今の政治を見ていてつくづく思う。町に出て文庫本で「坂の上の雲」8巻を購入する。今週末からの旅の中で読むことにするか。 |
12月6日(月) F婦人が毎年「子規日めくり句集」を送って下さる。朝起きて、まず目にするのがこの句集だ。 「妹(いも)なくて向ひ淋しき炬燵哉」 この妹とは律のことをさしているのであろう。二度結婚して二度離婚し、教師として生涯を全うする女性だ。戦いに弱かった松山藩は、文にすぐれた人物を輩出した。魅力ある土地柄である。 |
12月7日(火) 12月8日はサレジオ会が非公式に発足した日である。ヨハネ・ボスコは、毎週有望な青年を集めてキリスト教の講義をしていた。1854年12月8日、講義が終わった後、ボスコは青年達に自分の将来の抱負を語った。青少年のために捧げる修道会を創立したい、従って自分とともに志を同じくして歩む人は来週の講義に参加するようにと言って話を終った。この話を聞いた若者たちは、これは何のことだろうとお互いに言い合った。サレジオ会は、こうして10代の少年と20代前半の青年が集まって出発した。 |