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司教館の窓から
2010.11.28〜12.4
11月28(日)
 徳島県の教区民の集い。100名余の参加者。しかし、その発表は見事であった。レベルの高い話し合いを続けてきた結果だと思う。昼の時間、青年バンド、中高生の歌、子供たちの歌と、かつての青年達の心を和ませてくれた。これで、今年は4つの県の教区民の日を終えた。実に大きな恵みを頂いた。感謝で一杯である。
11月29日(月)
 3つの修道会の長上が面接に訪れた。この教区は修道会の助けを借りなければ、何もできない。それだけに、お互いの立場を尊重しつつも、一つの教区をつくるために努力して行かないといけない。軸がぶれると、全体が崩れる。しっかりした軸をつくるには、はっきりした目標を定めないといけない。指標軸と方向を見定めての着実な歩みは、協力態勢なしには実現できない。  
12月1日(水)
 高松塾のプログラムについての話し合いを持った。基本的には、福音にそって生き、自分自身の生き方を識別するというのが目的なので、週一回の聖書の勉強の日程を定めた。Fr. 氏家、Fr. ホルヘ、Br. 八木と私の4人がローテーションを組んで、毎週福音を読むと決定した。まずは第一歩を踏み出すことになる。
 二つ目は来年3月までの塾の活動予定を考えた。12月は青年クリスマス会、1月、2月には喝破道塚での座禅体験、三重県、鳥取県への遠征、青年黙想会の企画と目白押しである。広報活動については時間切れとなり、次週にまわした。大きな歯車が回っている。若者が育ってくれることを期待したい。
12月2日(木)
 NHK総合テレビで「高山右近」の放映があった。良くまとまった作品であり、列福運動を進めている今、とても役に立った。右近の一貫した生き方は、観た人々に大きな印象を与えたと思う。2時間インタビューされた割には出演時間が短かったが、もっと大きな善があったと考えると大したことではない。   
12月3日(金)
 フランシスコ・サビエルの祝日。近しい人達が大窪寺近くの「竹屋敷」で祝ってくださる。楽しい2時間。7年四国で働いたことへの実感あり。仙台での歳月がはや遠くにかすんでいる。四国への愛情が濃くなっている!どちらにしても、これもじきに終わるだろう。そろそろ、自分の生涯の集大成を考えなくては。
12月4(木)
 K氏より先日の徳島県に於いての教区民のつどいは素晴らしかったとのメールを頂いた。高松教区に来て7年目、やっと何かが一つの目標に向かって歩み始めた感がある。
後もう少し ― 。休まないこと。

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