2010.11.13〜11.19 |
11月13日(土) ビデガイン師来館。日本の宣教のあり方、ひいては司祭としての自分の生き方について小一時間語る。良い宣教師を持ったとの実感あり。押し付けず、人々の中に入っていく宣教方法は、いつか必ず実を結ぶと信じている。 |
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11月14日(日) 東京サレジオ高専75周年式典に参加した。この高専には一教員としてドイツ語と倫理哲学を教え、電気科の主事も務めた。かたわら、大学院博士課程に通った。若くて希望に溢れた時代でもあった。学生運動が盛んであり、既成の組織を壊そうという動きが激しい中で、若い先生たちと新しい工業教育を再建するという情熱に駆られていた。 二回目はサレジオ会管区長を終えて、理事長として働いた時代であった。借金の山を抱えた学校をどのように再建するか、頭を悩ます大きな課題であった。アジアの留学生を迎えて突破口をつくるという理念のもとで、SITECなるものを立ち上げて資金集めに奔走した。故白柳枢機卿を発起人会長にし、三菱信託銀行会長志立氏、アサヒビール会長樋口氏、クロネコヤマトの小倉氏等を発起人にして、東京都内のありとあらゆる会社を訪問し協力をお願いした。思えば大変な時代であった。 |
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11月15日(月)〜17日(水)
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11月19日(金) 宣教司牧評議会の集まり。4名の役員のうち3名が女性である。これで良いのだと思う。柔軟性があり、細やかに教区の運営に携わってくれている。感謝している。実際、県ごとの教区民の集いもとてもうまくいっているし、全体として大きな盛り上がりを見せている。教会の大半を女性が占めていることを考えれば、役員が多いのは当然の帰結かもしれない。 |
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