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司教館の窓から
2010.10.23〜10.27
10月23日(土) 高松塾
 高松塾合宿。司教2名、司祭6名、青年8名の計16名で行われた。熱気溢れる二日となった。歌も男性のあふれんばかりの声で、力強さを覚えさせた。停滞している教会をどのように活性化させるか。WYD(World Youth Day)でめざめた青年が、自分の人生の識別をどのように行っていくか。教会に奉仕する道を選ぶことを視野に入れて、自由に率直に話し合った二日であった。
 今から、塾のコンセプトをまとめる必要がある。大切なのは、ムンムンするほどのこの熱気を、どのように発散させ、結集させるかである。教会の将来は明るいと、実感させた二日間であった。
10月24日(日) 愛媛地区教区民の集い
 愛媛地区教区民の集い。250名が、ドミニカンホールを埋め尽くした。各小教区の発表に続き、司教の講評、ミサと、一日は盛り沢山であった。子供たちを大切にしているのは嬉しかった。帰りは土砂降り―、同行した青年3名も、流石この三日間のハードスケジュールで疲れ切っていた。私も帰館してそのままダウン―。このように多忙な日々を過ごしている中に、はや秋もたけなわになっている。
 
10月26日(火) 同窓会
 釜山国民学校の同窓会に参加。年々数が減って、そろそろ解散しようとしている。戦後長く生きてきたという印象があり、私が若く見え元気なのが、一番印象に残ったらしい。羨ましがられた。戦後、朝鮮より戻り、皆、苦労してきている。それが話の節々に出てくる。思えばわたしも、戦後よく生き延びてきたとの実感を持つ。宗教家としての道を歩んだ私は、やはり特異な存在だ。多くの質問を受けた。
10月27日(水)
   寒い。北海道は雪だそうだ。異常気象―。世界はどうなっていくのだろう。
 鳩山元首相が、再度出馬するという。晩節を汚さない方が良いと思うのだが・・・。私の晩節も汚してはいけない。潔しということが大切なのだろう。
 仙台より来客あり。又楽しからずや。寒さにベストを一つ買う。余計な出費。しかしこれも仕方なし。
 

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