高松教区協力宣教司牧

2020年6月1日現在
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〜信徒宛通知〜

高松地区協力宣教司牧
 日本での宣教は困難な状況にあると言われる。物質至上主義の結果であろうか。このような状況の中で、日本の教会は宣教司牧体制を組み直すことから始めようとしている。
 小規模な小教区が多く、その小教区に同じ主任司祭が長年勤めてきた高松教区では、協力宣教司牧体制を敷くことを決め、2006年4月からの実施に向けて、この一年間司祭評議会で討議を重ねてきた。
 協力宣教司牧の「協力」は、司祭、修道者、信徒間の協力、司祭同士の協力、小教区間の協力が考えられる。

  1. 司祭、修道者、信徒の協力
     現代世界憲章(no.45)は、教会を「救いの普遍的秘跡であり、人間に対する神の愛を表し実現する秘跡である」と定義している。教会は、世に奉仕するために存在する。信徒・修道者・司祭は平等でありながら、それぞれの役割を果たして世に奉仕する。主に信徒は直接社会と関わり、司祭は信徒を支える。激しく移り変わる社会の中にあって、教会が力強く主の福音を宣べ伝えるためには司祭、修道者、信徒間の協力は不可欠である。

  2. 司祭同士の協力
     小さな存在に過ぎない一人の司祭が、長い間同じ小教区を司牧することによって、信徒との間に強い絆は生まれるが、主任司祭の限界が小教区の限界となる可能性が高く、発展性に欠ける恐れがある。むしろ同じキリストの司祭職に与る司祭たちが共に考え、協力し合うことによって新しい宣教司牧の可能性を拓くことができる。

  3. 小教区間の協力
     小教区同士が共通の目的の下に協働することによって、力は倍増し、広く人材を活用して、宣教共同体として整えることができる。小教区運営のためにもお互いを参考にし、助け合うことができる。

 協力(または共同)宣教司牧は、単なる司祭不足からの提案ではなく、第二ヴァチカン公会議が打ち出した新しい教会観を、日本の教会が40年を懸けて生み出した教会の姿である。


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〜信徒宛通知〜

カトリック松山教会、道後教会、郡中教会信徒の皆様へ

協力宣教司牧態勢について

 「新しいぶどう酒は、新しい革袋に…』(マタイ9・17)というキリストの言葉があります。
 溝部脩司教様のご意向に沿った教区司祭評議会の合意決定により、松山・道後・郡中の3教会ではご復活祭明けから、協力宣教司牧が始まりました。
 それに伴い司祭が別紙の通り異動しましたので、この機会に協力宣教司牧態勢について概要を説明し、信徒の皆さんのご理解とご協力をお願いしたいと思います。

信徒中心の自立した教会へ
 宣教司牧は、基本的に一つの教会に一人の司祭という、小教区単位でその役割を果たして来ました。日本の教会で共同(協力)宣教司牧の試みが始まったのは1990年代初期のころです。当時、日本司教団と日本カトリック中央協議会は福音宣教推進全国会議(NICE)を契機として「制度の見直し」に取り組み、各教区は時代に対応した宣教司牧のあり方を探って来ました。
 皆さんもご存じの通り、急激な社会情勢の変化に伴い、教会を取り巻く環境は目まぐるしく変わり、新たな課題と問題を抱えるようになりました。例えば生活圏の拡大や、ニーズの多様化は、従来の小教区に一人の司祭では対応し切れないケースが増えています。その意味で協力宣教司牧態勢は単に司祭が減少しているからという発想ではなく、近隣小教区が連携し、助け合い、司祭中心の教会から「一致した信徒の教会」「自立した教会」を目指し活性化するために、時代が求める一つのビジョンだと言えるでしょう。
 今では16教区のうち大阪、広島、東京、仙台など半数以上の教区が、何らかの形で共同(協力〉宣教司牧態勢をとり、成果を上げています。

ゆるやかな制度で徐々に
 溝部司教様は、前任地・仙台教区における協力宣教司牧の実績を高く評価され、高松教区でも順次導入するよう勧められています。昨年度から司祭評議会を中心に検討を重ね、高知地区(2教会)は部分的に一足早くスタートしました。松山地区のほか、高松地区(4教会)、徳島地区(3教会)はそれぞれご復活祭明けから、同じ態勢で始まりました。
 一口に共同(協力)宣教司牧と言っても共同宣教司牧、協働宣教司牧、協力宣教司牧と、いろいろな形態によって異なります。高松教区は中でも緩やかな制度の協力宣教司牧態勢で、徐々に整えていくことになりました。
 溝部司教様は、常々「小教区が固定化しないよう、複数の司祭が協力して信徒の自立を助け、教会の自立を促す配慮が大切です」と話されています。

連携し幅広い視野で宣教活動
 協力宣教司牧の利点は、近隣小教区の司祭がチームを組んで連携を強め、ミサや教会行事を順番に担当することで宣教司牧に向かう視野が地域全体に広がります。協力司祭はともに同じ立場で働きます。共同で責任を担うことにより、司祭個々に課せられる聖務のバランスが保てるようになります。
 教会が連携して年間の大きな行事、例えば典礼や黙想会などを合同で行えば、より豊かで実り多いものとなるでしょう。信徒は複数の司祭と交流し、複数の司祭の話を聞く機会に恵まれます。司祭持ち回りの勉強会や合同研修会など、多様性の中で生涯養成の場が広がります。各信徒会の交わりを深め、社会に目を向けた諸活動をともにすることで、一層幅広い視点から宣教を考える材料が提供されます。今まで一つの教会では成し得なかったことも、3教会のコミュニケーションを密に結束し合えば実現可能だと確信しています。

各教会行事を大切に守り継ぐ
 意思疎通の“パイプ役”として、各教会に担当の司祭が任命されました。具体的なことは、信徒会代表と纏め役のモデラトール(責任者)、協力司祭が定期的な話し合いの中で決めていくことになります。それぞれの教会で守り継がれている「初金ミサ」や「ロザリオの月の祈り」など各種行事や諸団体の活動は大事に継続し、推進していくことが望まれます。結婚式や葬儀なども3教会が協力し、より開かれた教会を目指すことが出来るでしょう。

 別紙の司祭異動のメンバーとは別に、愛光学園・聖ヨゼフ修道院に所属される右欄4人の神父様方が、必要なときに協力して働いて下さいます。居住が同じ司祭ですから柔軟性を持たせ、実り多い協力宣教司牧を定着させたいと願っています。

ホワン・マヌエル神父様
フェリペ・ミゲレス神父様
アルベルト・サイズ神父様
エンマヌエル・田中正史神父様

 最初は不備な点もあるでしょうが、信徒の皆さんが私たち司祭団と心をひとつにして、信徒中心の自立した教会、力強い宣教共同体を目指し、共に歩んで下さるようお願い致します。
 なお、この文書は4月25日の教区司祭評議会で承認されましたので、皆さんに配布します。

 協力宣教司牧態勢の開始に当たり、松山・道後・郡中の各教会と信徒の皆さんの上に聖霊の豊かな恵みがありますように。

2006年4月30日
松山地区協力宣教司牧 協力司祭一同

〜ミサ当番表〜