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 東北地方を中心に大地震が発生し、それに続く大津波の襲来で日本の史上かつてない壊滅的な被害となりました。死者、行方不明者は三万人に迫る勢いです。地震、津波だけでなく福島原子力発電所の放射線漏れによってますます苦しみが大きくなっています。
 そこで溝部司教をはじめ高松教区の信徒たちは未曾有の被害の大きさに心を痛め、その復興へ向けて連帯するために出来ることから始めようと1000万円募金と銘打ち、立ち上がりました。特に被害地の仙台教区(宮城、福島、岩手、青森)は溝部司教の前任地でもありました。当時仙台教区現役の司教でありながら、高松教区の事情により転任して頂いた経緯があります。そのために仙台教区は2年もの間、空位状態となりました。「今こそ、キリストにおける兄弟として仙台教区の救援に立ち上がるときです。それが同教区への恩返しを具体的に示すことだ」と、溝部司教は呼び掛けています。
 高松教区ではこれから、目標とする1000万円を被災した仙台教区の為に募ります。教区民の皆様におかれましてはこの意をくみとられまして、今こそ兄弟としての連帯を示すために具体的な行動として、参加と協力をお願いいたします。
 カトリック教会は今まさに回心の時である四旬節を歩んでいます。苦しみのキリストと共に被災者の方々の哀しみ、苦しみに寄り添いながら、高松教区民の私たちも、出来るだけの精一杯の心を表す支援の輪を広げていきましょう。
高松教区 広報委員会
【郵便振替口座】
口座記号番号 01650−7−13208
  加入者名 カトリック高松司教区

(義援金意向)「東日本大地震」
(通信欄には義援金意向と必ずご記入ください)